他のブログやサイトで書かれている、この手の話。『物流の職場は長時間労働?』について、私の経験をお伝えしたいと思います。

結論、企業の社風や職場環境に大きく左右されます。特に最近は企業のコンプライアンス遵守が求められ各社対策が進んでおります。特にITの発達で勤怠管理の仕組みが進歩し、噓や誤魔化しが通じない環境が整った結果、昔のような長時間残業が減少しているのではないでしょうか?
物流の現場=長時間労働とされている理由は?
よく見かけるのは、『物流の現場は長時間労働と言われている。ドライバーを例にとって説明します』という内容。確かに、厚生労働省が発表している「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、トラックドライバーの労働時間の月平均は202時間で、そのうち残業時間は28時間。全産業の労働時間の月平均は176時間で、そのうち残業時間は11時間ですから、他業種に比べて長時間労働という結果となっております。
しかし、物流業界はドライバーだけではありません。倉庫作業員や検品者といった直接員もいますし、営業や総務・経理といった間接員もいます。また企業のジャンルも様々でトラック運送会社以外にも倉庫会社や貸タンク会社があり、船舶・航空・鉄道会社があり、荷役専門会社や梱包作業専業の会社、輸出入を担うフォワーダーも居ます。何故かこれらジャンルを加えた話が少ないように思えます。
長時間労働となる部分だけを拾って、ネガティブな情報(=物流現場は長時間労働)に誘導しているのではないか?とさえ疑ってしまいます。
実際のところ、長時間労働はあるのか?
私の経験範囲では、確かに長時間労働はありました。物流センターで働いていた頃、20年くらい前になりますが長時間労働の連続でした。36緩和を目一杯申請しておりました。ただ最近では、冒頭にあげた通り、企業のコンプライアンス遵守が進み、昔のような長時間労働は減ってきているようです。とはいっても残業がゼロになっているわけではなく、それなりに残業時間はあると思います。
しかしこれは物流業界に限らず、製造や流通といった他の業界でも同じことではないでしょうか?流通業界は年末年始といった繁忙期やイベント開催といった掻き入れ時で忙しいでしょうし、メーカーも需要に対し生産が追い付いていない状況など残業対応しているのではないでしょうか?
長時間労働が少ない物流現場の例
メーカー製造工場の中に物流現場を抱えるところが数多く存在します。場内に駐在し、出来上がった製品の保管~指示を受けてエンドユーザーに向けて出荷~配送する仕事という仕事です。メーカー自家社員でやっているところもありますが、物流会社に委託しているケースが多々あります。
そのような物流現場は工場のタイムラインに合わせて動くので、安定操業の工場では物流現場が工場と同じ就業時間となるケースが見受けられます。特に製造現場は稼働停止期間(お盆や正月)は全く工場は動かないので、それに合わせて物流現場も止まりますから長期連休を取得しております。ちなみに私は最近まで某企業の工場内に駐在しておりましたが、他業種に比べても遜色がない労働時間ではないか?と思っております。
このように就職先や配属先によって大きく左右されますから、どの分野に特化した会社なのか?どの企業の啓礼津の物流会社か?採用職種は何か?採用条件にある勤務地が何処か?をしっかりと調べる必要があります。
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