流通を経済機能と考えるには、生産と消費の間に『懸隔』(隔たり・ギャップ)があるという認識が基本にあります。特に社会経済が発展するにつれて、この懸隔は大きくなり、種々の問題が生じました。
『懸隔』(隔たり・ギャップ)とは?
その『懸隔』は一般的には以下の3つです。
①社会的懸隔:生産者と消費者が異なること
②場所的懸隔:モノの生産場所と、消費場所が異なること
③時間的懸隔:生産の時間と消費の時間が異なること
これらの懸隔の埋める機能が流通であり、所有権の移転を行う商流と物理的なモノ・財の移動を行う物流があるという考え方です。
物流が果たす役割とは?
つまり、物流が果たす役割とは上記の内、
②場所的懸隔の解消:トラックや鉄道による『輸送』による解消
③時間的懸隔の解消:倉庫の中に『保管』しタイミングを合わせることによる解消
であると考えられております。
この行為に価値を見出すことができるので、我々物流業者は対価を得ることができます。
またこれら役割を果たす際に、物流活動の中でモノを保護する『包装』、モノをトラックに積む『荷役』、これら物流作業を繋げる『情報』、以上5つの物流の機能が活躍します。この他、流通過程で適した荷姿にする『流通加工』や国内外を繋ぐ流通である『輸出入』も物流の機能とされます。
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